当院の理念のベースとなっている「操体法」とは、仙台の医師、故・橋本敬三先生が体系化されたもので、「操体哲学」とは、その「操体法」の根底を流れる考え方のことです。
操体の素晴らしいところは、施術者が一方的に治すのではなく、誰もが持っている自然治癒力を疾病の回復に繋げていくことにあり、患者さん自身が治療者であるというスタンスを採ることです。
操体では、「気持がいい」という快適感覚をからだに聞き分けることを何よりも大切にしています。何故ならば、「気持のよさ」が、からだを治す治癒力そのものであり、「気持のよさ」が、からだを自然体に近づけてくれる指針となるからです。
今まで、治療とは病気になってから行うもの、或いは生きていれば何らかの不調があって当たり前で、健康を維持するのは難しいことだと、そう思っている方も多いと思います。でも本来は、日頃から守るべきことを守り、からだに備わる自然治癒力を発揮できれば、健康を維持することは、それほど難しい事ではありません。
何故ならば、全ての生命は、より良く生きる方向を向いているからです。人間も同じ自然法則の中で生かされている訳ですから、人間もルールを守り、欲張らず自然に生きていけば良いのです。
操体では、そのようなルールが『呼吸』『飲食』『運動』『精神活動』の4つの営みにあり、これらを、決して他人に代わってもらえない「生命の営み」であるとしています。だからこそ、それらは自己責任であり、健康は自分で守るべきですよと説いているのです。
そのような最低限のルールを守りながら、「気持のよさ」を聞き分け味わっていただければ、からだは確実に修復の方向に向かって、自らバランスを整わせようと働き始めます。
自分勝手に生きているのではない。この生命(イノチ)は「生かされているイノチなのだ」と気づいた時、きっとお客様の人生も変わって見えて来るに違いないと、当院ではそう堅く信じております。
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